フィリピン・マニラで睡眠薬を飲まされ10万取られた話
こんにちは。
今年の春に1人でフィリピンの首都・マニラに行ってきました。
マニラは治安が悪いというお話はよく聞きますが、海外旅行が好きなのと、少しスリルを味わってみたいという思いもありマニラに1人で行くことにしました。
あとは2月の始めの頃にアナザースカイでブルゾンちえみがマニラに行ってたのを見たのもあるかな、笑
エネルギッシュな人たちに囲まれて楽しそうなイメージがありました。
主に観光したのはイントラムロス。マニラ最古の地区であり、マニラの歴史を感じさせる協会や大聖堂がたくさん並んでいます。
マニラ大聖堂。
イントラムロスの象徴とも言える存在です。
その国の歴史を感じながら1人のんびり歩くのもまた醍醐味ですね。
そんなこんなでフィリピンの有名なファーストフード店「Jorebee」で昼食を食べていた時のこと。
店内はとても混雑しており、20分ほど待って何とか席が空いたのでそこに座って食べていたら、見知らぬ女の人が目の前に座ってきました。
いわゆる相席状態。
「席が空いてないの。ここ座ってもいい?」
って感じで来て、確かにいくら待っても席が空きそうにない状態だったので僕は承諾しました。
そしていろいろなお話しをしてました。
日本から1人で来たこと、イントラムロスを歩いて回ってたこと、翌日には帰国すること。相手の女性はマニラの郊外に住んでおり、マニラによく遊びに来るといってました。
だいぶ打ち解けてきた時に、彼女の方から
「今日は一緒に旅しようよ!」
と誘われました。
マニラで気軽に声をかけて来る人には気をつけた方が良いという情報はネットで見てました。しかし優しそうな人で、あと結構可愛いというのもあったのでw
2人で旅することに。
とても綺麗なビーチがあるということで、着いて行きました。
やって来たのはマニラ湾を一望できる場所。そこで座って缶ビールでも飲もうという流れに。
すると彼女が
「買って来るから座って待ってて!」
と言ったのでしばらく待ってました。
5分くらいして缶ビールを渡され、飲むことに。
この時に、ネットで
「マニラでは飲食物に睡眠薬を入れて、眠っている間に金品を奪う事件が起こっている」
という情報を見たことが頭をよぎりました。しかし密閉された缶ビールに入れることなんて出来るわけない。それにこんな親切な人が強盗なんてするわけない。
よし飲もう。
と飲んで、数分後。
記憶がない。
気づいたら空港に着いていました。
慌てて財布の中を見ると、現金を2万円ほど入れてたのが全部無くなってました。あと腕につけてたはずの時計もない。
いま思えば、奪った後に空港まで私を運んだのは、おそらく私を現地の警察に行かせないため。空港はマニラの郊外にあり、さらにフライトの時間も迫っていたのでどうしようもなく、帰国しました。
帰国後に念のため、クレジットの明細を見てみると衝撃の事実が。
なんとキャッシングで10万弱引き落とされてました。
こうして被害にあった額、総計13万ほど。
でも私はクレジットのキャッシング可能上限額を10万にしていたので、まだ良かった。これが100万とかになってると本当に取り返しのつかないことに。
今後海外旅行に行く際は十分に気をつけようと思った次第でした。