年功序列制度は良いのか?悪いのか?
こんにちは。
お盆の帰省期間中に母と仕事について話をしている時に、年功序列制度の話になりました。
私は年功序列をあまり良いと思っていません。何故かというと、自分の会社に年を重ねただけの仕事できない人たちが、自分の倍近くの給料をもらっているからです。
内心腹が立っているのと、企業に属する1人の社員としては労務費の無駄遣いに思えてならないです。なのでアメリカのような実力主義の会社に憧れていました。
これに対して母は言いました。
「年功序列制度は、生活に必要なお金が年を重ねるにつれて増えていくからできたんじゃないの?もし年功序列じゃなかったら、あんたたぶん大学行けてなかったよ」
それはつまり父が仕事できないということなのか?僕は全然そう思ってないんですけどね。零細企業ですが役員にまでなった人ですから。
でも母の言うことにも一理あります。もし年功序列じゃなかったら、進路選択の自由がきかない子供たちがたくさん出てきそう。
そして、自分が年功序列を気に入らないなら、文句を言うのではなく実力主義の会社に転職、あるいは独立すればいい。そう思いました。
さらに、実力主義になると以下のような弊害も出てきそうです。
実力主義=上司の評価によって年収が大きく左右される。
⇨上司に媚び売る人が沢山出てくる。
⇨イエスマンが高給取りの会社が出来上がる。
色々と難しいですが、昔から日本人は和を重んじる国民性があります。なので社会全体としては年功序列があってるのかもしれない。